社員の給与が高すぎるのではなくマネジメントの能力が低すぎる、のかも

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じゃあ社員の給与下げればいいんじゃないですかね?というのが正直なところだ。

社員の給与を下げたければ下記のステップを踏めば可能である。

  1. 社員に求める期待役割と評価基準を設計する
  2. 期待役割ごとの年収を設定する
  3. 各社員に対して期待役割と評価基準を開示する
  4. 評価基準に基づき公正な評価を行う
  5. 定期面談等を通じて期待役割に満たないことを伝え、改善を促す。
  6. 4・5を1~2年続ける。
  7. 期待役割をずっと下回っていた場合、より下の期待役割に設定し直し、同時に年収を下げる。

上記のことができない理由は、おそらく1・4・6などができないからではないだろうか。技術的に大変だということもあるが、はっきり言って面倒くさいからね。

きちんとした評価基準を作ることや、公正な評価を行うこと、それらを続けることは面倒である。しかし、そういったことを実行していくのがマネジメント能力の一つではあろう。そういったことを努力せずに「社員の給与が高すぎる」というのはいかがなものか(ましてや社長の目が届きやすい中小企業で)。