意識低い料理おじさんの道具選び
簡単に料理する、というタイプの記事は定期的にホッテントリに上がってきて人気ある(しかし実現できない)んだなあ、と感じさせます。ライフハック系の記事と同じ系列ですね。
自分はほぼ毎日自炊をしているのですが、ここに書いてあるような良い道具を持っていません。ハンドブレンダーとかフードプロセッサーとか使ってません。じゃあなにを使っているのか。
小さめの片手鍋
最も使用頻度が高いのが、マーブルコートの片手鍋(ブコメにも書きました)。
@nifty:デイリーポータルZ:ミルクパンがあればなんでも出来る
ここの記事を見てくれればわかりやすいのですが、この鍋1つでほぼ日常の料理全てができます。会社から帰って毎日料理するとなると、そこまで複雑な料理は作れません。そこまで複雑でないなら、これ1つで十分です。
口径の大きいフライパン
フライパンは 開いた鶏もも肉を焼き付けたりする時に使います。なので片手鍋より口径が大きい物を。あまりに大きいと使いづらいので、自分は22cmを使ってます。これもマーブルコート。ある意味使い捨て感覚でガンガン使ってます。
ステンレスの包丁
包丁はメンテナンスが楽なステンレスを。鋼はカッコいいですが錆びやすい。ステンレスの三徳包丁一個で、大概の料理はできます。シャープナーか砥石を使って2週間に1回くらい研ぐとずっと切れ味が保てて料理しやすい。切れない包丁はストレスになるし危険なので研ぎましょう。
まな板(プラスチック)
適当にスーパーで買いましょう。まな板は包丁ほど料理のクオリティに影響しません。お金があるならオリーブのカッティングボードとか、檜のまな板とか代えばいいと思いますが、木製はちゃんと乾かさないとカビるので、プラスチックでいいんじゃないかなと思います。メンテナンスが楽。
100均のタッパー(中くらいのもの)
一人暮らしの料理で困るのが、スーパーで食材を買って作ると確実に余ること。かと言って同じものを何日も食べると速攻で飽きます。なのでタッパーで保存するのは大事。
タッパーは電子レンジOKでスタックできるものを買いましょう。電子レンジで使えると、皿を出さずに済む(=洗い物が少なくて済む)ので便利。スタックできると場所を取りません。大きさは小さいと入らないし、大きいと邪魔なので中くらいのを。
ざる
野菜炒めを美味しく作るコツはしっかり洗った後、野菜の水分をしっかり払うことです。ということで意外とざるは使います。切った野菜とか置いておけるしね。ボウルは普通の皿で代用できますが、ざるは代用できないので持っておきましょう。
自分が持っているのは上記のものとは違いますが、取っ手などがあってフックに引っ掛けられるものだと、狭いキッチンで場所をとらなくて済みます。意外とでかくて邪魔なのだ、ざるは。
メンテナンス重視で選ぼう
そこまで料理が好きじゃない人が、料理を定期的にしようと思うと、できることがたくさんある道具よりも、メンテナンスが楽な道具の方が価値は高いと思います。なので管理しやすい道具を買いましょう。