イベントにかこつけて日本を自画自賛するのはやめませんか?


東京国際映画祭の広告コピーが物議 映画人から不満続々「最低だ」「恥ずかしい」 : J-CASTニュース

 

最近の日本って何かのイベントにかこつけて自分たちを称揚するのが大好きだなと感じます。しかも大抵の場合、単に自画自賛するのはさすがに説得力がないと感じているのか①外国人に褒めさせる②昔の伝統を介して自画自賛する、という傾向にあります。

 

自分がその流れで一番残念だなと思ったのが2014FIFAワールドカップブラジル大会で、NHKのサッカー公式ソングの題名が「NIPPON」だったこと。ワールドカップというサッカーのビックイベントなのに、テーマソングが日本を題材にしたもの、日本をこぶするような内容って、随分貧しい感性だなと思いました。もっとサッカーの楽しさや興奮を伝えてくれるような曲にして欲しかったと思います(その点では2010年のタマシイレボリューションは素晴らしかった)。

 

景気が悪くなって、自国を誇りに持ちたい気持ちは察するけど、映画やサッカーというコンテンツにかこつけて自国を自画自賛するというのは、みっともないなあと強く感じます。